Cmake_cheat_sheat

c/c++を使うならcmake! を使えるようになろう 前提知識 c/c++をライブラリとして提供するときに必要な奴ら /include, /lib, だよね。 /includeにはヘッダーが入っていて、/libには、コンパイルによって生成されたライブラリが入ります。hogehoge.soとか、hogehoge.aとか。 で、こいつらは基本的に、/usr/local/いかに格納されます。 ヘッダーについても説明しておく。ヘッダーは簡単にいうと、関数の入出力を規定したファイルです。 プログラムをビルドする流れは、コンパイルー>リンク だけど、コンパイルの時点では、ライブラリとして読み込まれたファイルがどんな ヘッダーファイルの種類 ヘッダーファイルには2種類ある。 #include<stdio.h> #include "my_library.h" みたいな感じで、<>で囲まれているやつと、““で囲まれているやつ。<>は、システムのライブラリを読み込むときに使われます。システムライブラリのヘッダーは、/usr/local/includeとか、 /usr/include/に置かれます。ライブラリ (オブジェクトファイル) 本体は、/usr/libとか、/usr/lib64とかにおかれます。 一方、““はユーザが作ったライブラリを読み込むために使われます。““を使うと、コンパイラはカレントディレクトリの中で該当するヘッダーファイルを探します。 ライブラリとヘッダーは、一対一対応します。つまり、 プログラムからライブラリを読み出すときは必ず、ヘッダーでインクルードして、最後リンクする必要があります。 ユーザが定義したヘッダーでも同じです。まず、hogehoge.hppとhogehoge.cppを作って、コンパイルするときに g++ main.cpp hogehoge.cpp みたいな感じで、hogehoge.cppもコンパイルします。オブジェクトができて、最後にリンクしています。 コンパイルー>リンクって流れを覚えておけば問題ないです。 サーチパスを追加したいときは、-Iで、ヘッダーのディレクトリ、-Lでライブラリのディレクトリをつけます。 ld (リンカー) がデフォルトで見に行くディレクトリパス LD_LIBRARY_PATH という環境変数で定義されています。これは変えられます。次のようにサーチパスを追加します。 export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib:$LD_LIBRARY_PATH ちなみに、ldっていうのは、 Origins of the name "ld" are "LoaDer" and "Link eDitor" らしいです。知らんけど。 共有ライブラリと静的ライブラリ 共有ライブラリは、実行時に動的に読まれるのに対して、静的ライブラリは、コンパイル時に実行ファイルに組み込まれる。 どちらがいいかはわからないけど、共有ライブラリは、実行ファイル (実行バイナリ) の大きさが小さくなるよね。 ちなみに、共有ライブラリはShared Objectだから、.soっていう拡張子が付きます。一方、静的ライブラリは、 a collection of object files bundled together into a single archive fileなので、arichveの.aが付きます。 つまり、hogehoge.soとhogehoge.aですね。 ...

January 17, 2024 · 4 min · 833 words · Me